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調布の八百屋で朝採れ武蔵野野菜-収穫30分後には店頭に

収穫30分後には店頭に並ぶ「今採りの新鮮野菜」

収穫30分後には店頭に並ぶ「今採りの新鮮野菜」

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 調布駅近くの旧甲州街道沿いにある小野田青果店(調布市布田1、TEL 042-482-3154)が現在、朝採れ野菜の販売に力を入れている。

小野田青果店の小野田さん(左)と山田さん(右)

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 創業約60年の同店は、小売り販売や配達のほか、市内小学校や保育園などの給食への納品も行う老舗八百屋。近隣に多くの飲食店が集まることから、飲食店の仕入れ先としても多く利用されている。

 朝採れ野菜の販売は、同店の娘婿である山田高靖さんの弟嫁の実家が武蔵野市で400年続く桜井農園(武蔵野市関町4)であることから、同農園9代目の櫻井敏史さんと企画し実現。1.3ヘクタールの農園で作られる多くの野菜は、化学合成農薬と化学肥料を削減した「東京都エコ農産物」に認証されている。

 現在、店頭に並ぶ野菜は、聖護院大根、紫大根、紅丸大根、黄河紅丸大根、葉付大根、あやめ雪(紫かぶ)、ロマネスコ、ブロッコリー、パープルスイートロード(紫サツマイモ)などのほか、大規模栽培が不可能なため、市場にあまり出回らないジャンボレモン「ポンデローザ」など。山田さんが毎週月曜日と木曜日に農園で収穫を手伝い、30分後には「今採りの新鮮野菜」として店頭に並ぶ「。

 山田さんは「今年の7月頃から販売を始め、珍しい野菜や色がきれいで目を引く野菜は特に飲食店さんに喜ばれている。種まきの時期に、欲しい野菜を注文し、上質な野菜に仕上げてくれるので、安心で良い野菜を安売りせず大切にお客さまに届けたい。今は冬野菜の最盛期なので、バーニャカウダや鍋料理など、安心な食材で楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は9時~18時。日曜・祝日定休。

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