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調布で水木しげるさん命日「ゲゲゲ忌」イベント 市職員「鬼太郎ちゃんちゃんこ」今年も

水木しげるさんの命日「ゲゲゲ忌」に、調布市役所職員が鬼太郎のちゃんちゃんこを着用

水木しげるさんの命日「ゲゲゲ忌」に、調布市役所職員が鬼太郎のちゃんちゃんこを着用

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 調布市が名誉市民の水木しげるさんの命日「ゲゲゲ忌」にちなみ、11月23日から30日までさまざまなイベントを開催する。

水木漫画のキャラクターが集合する「ゲゲゲ横丁」の様子

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 2015年に亡くなった水木さんに対し、同市では水木さんの功績をたたえ、命日を「ゲゲゲ忌」と命名。昨年の命日に、ゆかりの地などを巡るスタンプラリーや同市役所職員が鬼太郎の黄色と黒色のちゃんちゃんこを着用して市民を出迎え対応したことが話題となり、いかに地元で愛されていたか広く知れ渡った。

 1959(昭和34)年に調布市に住居を構え、漫画家として活躍した水木さん。天神通り商店街にはキャラクターのモニュメントが設置され、市内を走るミニバスの車体や調布駅北第一自転車駐車場の外壁には鬼太郎とその仲間たちが描かれるなど、同市の観光産業などに大きく貢献している。

 期間中、ゆかりの地などを巡るスタンプラリーを開催。鬼太郎などが彫刻された水木さんの墓がある「覚證寺」(調布市富士見町1)や「墓場の鬼太郎」でねこ娘が軒下に住んでいたとされる「下石原八幡神社」(富士見町2)、鬼太郎が住んでいたとされる雑木林がある「布多天神社」(調布ヶ丘1)など14カ所にラリーポイントを設置。調布市文化会館たづくりでは、ゲゲゲ忌に合わせて、1階のゲゲゲギャラリーの展示をリニューアルし、献花台を設置する。

 26日には、調布駅前広場、布多天神社で「ゲゲゲ横丁(よこちょう)」を開催。鬼太郎たちに会え、妖怪にちなんだゲームや演奏会、鳥取県境港市の「カニ汁」をはじめとするマルシェが開かれる。

 命日の30日には、9月に開業したシアタス調布で、テレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」から「京極夏彦氏が選んだ」3作品のアニメ上映会を17時から開催する。

 同市産業振興課の鳥羽真吾さんは「ゲゲゲ忌2017では、水木しげるさんとゆかりの深い各スポットなどを巡るスタンプラリー、妖怪にちなんだ楽しいイベントが盛りだくさんのゲゲゲ横丁や商店街、企業と連携した取組などを行う。これを機に、水木しげるさん作品と水木漫画の生まれた街である調布市の素晴らしさを感じ取っていただきたい」と話す。

 11月23日には調布駅前広場で、「布多天神社つくる市・深大寺手作り市」と「調布フードガーデンinゲゲゲ忌」を開催。そのほか期間中は、調布パルコで鬼太郎グッズの販売や真光書店、トリエ京王調布A館のくまざわ書店で水木しげるさんの特集コーナーを設置する。

 スタンプラリー台紙配布とプレゼント交換場所は、同市役所3階産業振興課=11日24日・27日~30日、ぬくもりステーション=23日・25日・26日・30日、布多天神社=26日、鬼太郎茶屋=23日~30日。「ゲゲゲ横丁」開催時間は11時~16時。アニメ上映時間は17時~。入場無料。当日先着定員150人(当日シアタス調布で13時から整理券を配布、1人あたり最大大人1枚、子ども2枚まで)。

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