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仙川に立ち飲み居酒屋「山寅」 「家に帰ったようなホッとする店」目指す

「立ち呑み山寅」のひろ店長(右)とスタッフのリンカさん(左) 懐かしさと新しさが同居する店内で

「立ち呑み山寅」のひろ店長(右)とスタッフのリンカさん(左) 懐かしさと新しさが同居する店内で

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 「立ち呑(の)み山寅(やまとら))」(調布市仙川町1、TEL 03-6826-9576)が5月6日、調布市仙川駅近くにオープンした。

「立ち呑み山寅」の看板メニューの「シャリキン」と「自家製ぬか漬け」

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 隣り合わせた見ず知らずの客同士がコミュニケーションを取るなど、人と人とのつながりが生まれやすい立ち飲みに魅力を感じていた店主が手がける同店。接客業の経験を持ち、酒席が好きで将来自分の店を持ちたいと思っていたという調布出身の渥美さんを店長に招き、さまざまな仕掛けを用意する「新しい立ち飲み」の居酒屋を目指す。

 店舗面積は約7坪で、内装はリフォーム業も営む店主自らがデザイン。明るく開放的な和風の店内にベアブリックの招き猫をディスプレーするなど、懐かしさと新しさが同居する雰囲気に仕上げた。壁際に15人分ほどのカウンターを用意する。

 ドリンクの目玉はキンミヤ焼酎を凍らせた通称「シャリキン」。焼酎を凍らせることでアルコールが氷で薄まらずに飲めると人気の飲み方で、「トマト割」「ホッピー割」など8種類程度を用意。ビール、日本酒、ワインなども取りそろえる。料理は飲食店を営む知人の協力を仰ぎレシピを準備。ワインを使った洋風の「モツ煮」、浅漬け風の「冷やしとまと」、フライドチキン風の「とりから」など、「仕掛けのある」創作料理を30種類程度用意し、日替わりメニューなども増やす予定。

 料理・ドリンク共に1品500円または1,000円。券売機で食券を購入するスタイルで、500円券、1,000円券、2,000円券を用意し、2,000円券を購入すると抽選で500円分サービスが当たる仕掛けを用意し、「楽しい酒席」を演出する。

 渥美さんは「オープン以来、お客さまが楽しそうに笑顔で飲食される様子にやりがいを感じている。家に帰ってきたようにホッとできる居場所になり、これまで立ち飲みに縁がなかった方々や若者にも酒席を好きになってもらえたら」と話す。

 営業時間は15時~22時30分。水曜定休。

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