野菜の共同直売所「調布のやさい畑」、卸売りセンター内で拡大移転

毎朝収穫した野菜を袋詰めして販売する農産物直売所「調布のやさい畑」が夏野菜の収穫が本格的になる6月にグランドオープンイベントした

毎朝収穫した野菜を袋詰めして販売する農産物直売所「調布のやさい畑」が夏野菜の収穫が本格的になる6月にグランドオープンイベントした

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 調布の不動産会社「三孝開発」(調布市調布ヶ丘2)が運営する農産物直売所「調布のやさい畑」(深大寺元町1、TEL 042-444-0327)で6月17日・18日、グランドオープンイベントが行われた。

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 2008年から同市内で農業を兼業する同社社長の三ツ木孝さんの畑で収穫した野菜を販売する直売所として運営を開始した同店。約15戸の地元農家が毎朝収穫した野菜を袋詰めし、価格を決めて売り場に陳列する共同直売所の形で規模を拡大し、5月15日に調布卸売りセンター内で移転オープンした。同市が姉妹都市盟約を結ぶ長野件木島平村と、同店の友好直売所の青森県「道の駅とわだ」(青森県十和田市)から届く農産物や特産品も扱う。店舗面積は約35坪。

 同イベントは出荷農家との連携整備のためにプレオープン期間を経て、夏野菜の収穫が本格的になる6月をグランドオープン日に設定。両日、友好直売所からの特産品を特別価格で販売したほか、木島平村の名物料理「たけのこ汁」を来店客に振る舞った。訪れた30代の女性は「新鮮だと分かる野菜が安く買えるので楽しい。試食だけではなく食べ方も教えてくれるので、初めて目にする野菜も買いやすい」と話す。

 原武男店長は「規模が大きくなり、多種類の旬の野菜をそろえられるようになった。これからさらに多くの出荷農家さんに賛同していただき、地元の方に近くで採れた新鮮な野菜を味わっていただきたい。地元の農家さんにも喜んでもらえる店になれれば」と意気込む。

 営業時間は9時30分~17時。水曜定休。

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