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稲城のそば店「あかりや弧仙」で「梨そば」 梨農家と開発した名物メニュー

丸ごとの梨スライスと、梨果汁のしぼりかすとレモンの「なしごおり」が好評の「梨冷やかけ蕎麦」

丸ごとの梨スライスと、梨果汁のしぼりかすとレモンの「なしごおり」が好評の「梨冷やかけ蕎麦」

 稲城市のそば店「手打ち蕎麦(そば) あかりや弧仙」(稲城市矢野口)が8月19日、季節限定メニュー「梨そば」の提供を始めた。

「あかりや狐仙」の佐藤活行さん、エリカさん夫妻

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 店を営むのは佐藤活行さん、エリカさん夫妻。もともとエリカさんの両親がこの場所で店を構えていたが、そば職人として修業中だった活行さんの腕を見込み、付近の再開発のタイミングで店を継承。現在の店は開業して17年になる。

 同店の「梨そば」は、市内梨園の園主から「傷がついて売りに出せない梨をそばにできないか」という相談を受けたのがきっかけ。梨は味が淡いため、果肉をそのまま練り込むと生地がまとまりにくくなる上、味もはっきりしない。そばに練り込むのは皮と果汁のみとし、果肉はジュレとして添える方法にたどり着いた。試行錯誤は7年に及び、2017(平成29)年から現在のスタイルで提供している。毎年メディアに取り上げられ、梨そばを目当てに来店する客も多いという。

 同店で勧める食べ方は、まず麺のみでそば本来の香りを楽しみ、次に果肉入りジュレを絡めて梨らしさを味わい、最後につゆにつけて食べる、というもの。提供する梨そばのメニューは、予約制の「梨冷やかけ蕎麦」、梨そばと通常のそばを味わえる「二色もり」(1,350円)、野菜と五種の天ぷらが付く「野菜天せいろ」(2,050円)など。梨の天ぷら(200円)を合わせて注文する客も多い。夜の時間帯は昼とは異なるメニュー構成で、日本酒なども提供する。

 女将(おかみ)の佐藤エリカさんは「『梨をおそばに?』と驚く方も多い。昨年から好評の完全予約制「梨冷やかけ蕎麦」は、梨の天ぷら、スライス、梨氷、ジュレまで、稲城の梨を使った当店の梨商品を全部のせした冷たくさっぱり楽しめる一杯。毎年楽しみにしてくださる方も、初めての方も、ぜひ一度味わいに来てもらえたらうれしい」と話す。梨そばの提供は、10月上旬ごろまで。

 営業時間は、11時30分~13時40分、17時30分~20時30分。月曜・火曜定休。

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