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調布・地図制作ユニットが千歳烏山の町歩き地図 屋敷林や団地の楽しみ方も

営業隊長を務めた堀毛成美さん(左)と編集長を務めた小森葵さん(右)

営業隊長を務めた堀毛成美さん(左)と編集長を務めた小森葵さん(右)

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 地図制作ユニット「仙川地図研究所」(調布市若葉町1、TEL 03-5315-2848)と千歳烏山在住の堀毛成美さんが11月22日、千歳烏山地域の町歩き地図「見る知る歩くちとから地図」を制作・発行した。

地図の裏面では町歩きの途中に立ち寄れるカフェやパン屋などのお店の紹介、町歩きのヒントが載っている

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 堀毛さんは「箱店×小仕事カフェ favori(ファボリ)」(世田谷区南烏山6、TEL 03-6909-0481)でカフェを経営するほか、「カラスヤマ手作り市」の主催・運営や、フォトグラファーとしても活動するなど、2人の子どもを育てる傍ら「ママ起業家」として活躍している。2013年に開催された「仙川手作り市」でイベントを主催した小森葵さんと出会い、翌年小森さんが立ち上げた「仙川地図研究所」が制作・発行した町歩き地図「見る知る歩くせんがわ地図」の発売記念イベントを手伝ったことから、千歳烏山版の町歩き地図の発行を思い立った。

 地図の制作は今年1月にスタートし、同研究所のメンバーで構成された調査・制作班と、烏山地域に住む堀毛さんの友人で構成された営業班に分かれ、表紙イラストやイラストコラムは烏山在住のアニメーション作家、あしたのんきさんが務めた。

 同地図は、烏山寺町や「下山千歳白菜発祥の地の碑」がある「北烏山九丁目屋敷林」、古道、暗渠(あんきょ)などの川と水路跡や、烏山地域に多い団地の楽しみ方についてイラストやコラムを交えて紹介。同地図の発売日に烏山区民センター前広場で行われたイベントでは、約100部を販売、その後2週間で約400部が売り上げるなど好評を得ている。

 地図の編集長を務めた小森さんは「烏山に住むクリエーターの皆さんとのコラボレーションで生まれた地図。『せんがわ地図』は発行部数が6000部を超えたので、ちとから地図も同じように多くの人に楽しんでもらえればうれしい。これからの季節、手軽なプレゼントにもおすすめ」と話す。

 サイズはB2版。販売価格は200円。販売場所は千歳烏山と仙川の書店やカフェなど14店舗。ホームページでは通信販売も行っている。

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