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調布・仙川のギャラリーで関口茂るさん企画展-「初音ミク」フィギュアなど

「電子の救済~初音ミク~」(キャラクター・ボーカル・シリーズ01初音ミクはクリプトン・フューチャー・メディアのオリジナル・キャラクターです)。制作期間には約3年。材質は樹脂で、全長は約70センチメートル。

「電子の救済~初音ミク~」(キャラクター・ボーカル・シリーズ01初音ミクはクリプトン・フューチャー・メディアのオリジナル・キャラクターです)。制作期間には約3年。材質は樹脂で、全長は約70センチメートル。

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 仙川の「プラザギャラリー・北パティオ」(調布市仙川町1、TEL 03-3300-1010)で現在、関口茂る(しげるる)さんの作品展「ニルバーナへLets Go!!」が開催されている。

初音ミクの仏像をイメージしたポーズを制作

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 関口さんは1964(昭和39)年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、沖縄県立芸術大学工芸学部を修了。国内をはじめ、ヨーロッパやアジア各地で個展やグループ展を行っている。同展は「電子の救済~初音ミク~」と題した「初音ミク」のフィギュア作品と、「LOTUS(ロータス)」と題したインスタレーション作品で構成する。

 同作品では、音声合成ソフトウエアのキャラクター、初音ミクの仏像をイメージしたポーズを制作。材質は樹脂で、全長は約70センチメートル。構想を含め制作期間には約3年を費やしたという。

 同作品について、関口さんは「初音ミクというキャラクターは、インターネット上で無限に近い人々のイメージによって造形され、バーチャルやリアルというよりもっと精神的な次元にいるように見える。そんな心と直結するような存在を私たちの文化では神様や仏様として捉えてきたのではないだろうか」と作品制作の背景についてコメントを寄せている。

 開館時間は10時~18時30分。水曜休館。入場無料。5月27日まで。

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