テレビや映画などの撮影支援（フィルムコミッション）で連携する調布市・狛江市・日の出町の3自治体が7月29日、「2021年版ロケ地マップ」を発行した。

「2021年版ロケ地マップ」中面

　調布市は映画・映像関連企業が集積していることから、「映画のまち調布」としてさまざまな映画関連事業を企画してきた。映画やドラマなどのロケ地誘致に積極的に取り組んだ結果、今年1月に公開された菅田将暉さんと有村架純さん主演の映画「花束みたいな恋をした」のロケ地誘致に成功。昨年度は、同市を主な舞台とする同作を起爆剤に、映画作品や俳優の版権活用、同作や出演者の全国のファンを巻き込んだ新しい形のツーリズムコンテンツを企画。今回は、ロケ地誘致に力を入れる狛江市と日の出町と連携し、ロケ地マップを制作した。

　マップで調布市は、映画「花束みたいな恋をした」、ドラマ「一億円のさようなら」「モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～」「書けないッ!?～脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活～」、狛江市は、ドラマ「極主夫道」「恋はDeepに」「コタローは一人暮らし」、バラエティー「モヤモヤさまぁ～ず2２」、日の出町は、ドラマ「働かざる者たち」、アニメ「鬼滅の刃」、バラエティー「国分太一のお気軽さんぽ－Happy Go Lucky－」でロケ地となった場所や飲食店などを紹介する。

　調布市内の配布場所は、同市役所8階（産業振興課）や調布市観光案内所「ぬくもりステーション」、調布パルコ、トリエ京王調布など。