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調布駅近くにすしとワインの店「UOTAKU」 大間の天然マグロなどを仲卸から直送

鮨とワイン「UOTAKU(うおたく)」のおまかせコースで提供されるにぎり ネタはその日の仕入れ次第

鮨とワイン「UOTAKU(うおたく)」のおまかせコースで提供されるにぎり ネタはその日の仕入れ次第

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 仲卸から直送する鮮魚を使った伝統的な江戸前すしとワインの店「UOTAKU(うおたく)」(調布市布田1、TEL 03-6820-2425)が11月2日、調布駅近くにオープンした。

鮨とワイン「UOTAKU(うおたく)」オーナーの金子巧さん(左)と板長の中村正孝さん(右)

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 40年以上にわたり鮮魚の仲卸業を営む父を持つ金子巧さんが手掛ける同店。仲卸の手伝いや飲食店の経験を積み、2012(平成24)年、初めての自分の店として調布駅徒歩1分の場所に、父の店から仕入れる魚を使った料理を中心に提供するイタリア料理店「Barry's(バーリーズ)」(布田1,TEL 042-440-1755)をオープンした。中でも「カルパッチョはリピーターが必ず注文するほど好評」で、すしパーティーイベントには多くの客が来店し、「刺し身好きの客の多さを再認識した」と言う。数年前から姉妹店としてすし店の開業を構想し、既存店から300メートルほどの場所に同店を開いた。

 料理を手掛ける中村正孝さんは、すし職人を目指し学んだ調理師専門学校以降、料亭やすし店など和食一筋約30年の職人経験を持ち、知人の紹介で同店の板長となった。初めて修業した静岡県浜松のすし店の大将の丁寧な仕事を思い起こし、伝統的な江戸前すしを中心に提供。金子さんと相談しながら旬の鮮魚を中心に仕入れ、魚の状態に見合った仕込みを手間暇かけて行う。

 店舗面積は約8坪で、カウンター10席を用意。通りから店内が全て見渡せる開放的な造りにし、カウンターには金子さん自ら買い付けたトチノキの一枚板を使用。すしと共にワインを看板に据え、これまでの経験から「すしと合わせてもおいしい」と思うワインを多く用意してワイングラスをディスプレーし、カジュアルながら高級感のある落ち着いた雰囲気の店内に仕上げた。

 メニューは、前菜、にぎり、焼き物など日によって異なる一品などの「UOTAKUおまかせコース」(5,500円)を中心とし、マグロはできる限り青森県大間の天然物を用意する。ドリンクはワイン20種類以上のほか、「神泡のザ・プレミアム・モルツ」(800円)、「白州森香るハイボール」(1,000円)、日本酒なども取りそろえる。

 中村さんは「質のいい鮮魚を仕入れることができ、本格的な江戸前すしを提供することができてとてもやりがいを感じる」と言い、金子さんは「すしに合うワインはたくさんあるが、お客さまに受け入れてもらえるか新たな挑戦。すしが好きな方々に本格的な江戸前すしとワインを楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は17時~24時(土曜・日曜・祝日は15時~)。

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