府中市の複合施設「ルミエール府中」（府中市府中町2、TEL 042-361-4111）が3月1日、リニューアルオープンした。

夜の「ルミエール府中」

　同館は1966（昭和41）年から使用された旧市民会館の跡地に2007（平成19）年12月、市民会館（1・2階）と中央図書館（3～5階）を併設して開館。旧施設の愛称「ルミエール府中」を継承し、文化コミュニティ活動と知的情報集積活動の場として多くの市民が利用してきた。昨年10月に耐震補強や一部設備の更新を行うために改修工事を始め、2月28日に完了した。

　同館ではリニューアルオープンを記念して3月4日・5日、イベントを開催する。コンベンションホール飛鳥で「オープニングセレモニー」を行った後、「東芝府中吹奏楽コンサート」「ヘウイ レイ ラウォホ・フラスタジオ」「三笑亭可龍 桂伸しん 落語会」（以上4日）、「こぐまサックスアンサンブル コンサート」「JAZZ in FUCHU」（以上5日）を開催。また両日、第1・第2会議室で「ホームムービーの日 in 東京府中」、レストラン・カフェで「パラアートマルシェ」「府中グルメマルシェ」「府中産花苗販売会」を行う。府中市民会館の船津館長は「音響や調光など新しくなった設備で行う、コンサートや落語などを楽しんでいただければ」と話す。イベントの参加は無料、先着順（申し込み不要）。

　中央図書館は1日から4月3日まで、「特集展示」「おはなし会」「なぞときイベント」「映画会」「講演会」「原画展」を行う。イベントにより申し込みが必要なものと不要なものがあり、ホームページで確認できる。中央図書館の平野館長は「子どもから大人まで楽しめるさまざまなイベントを用意したので多くの人に参加してもらいたい」と話す。