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調布と府中の寺社、年末年始の参拝は分散や予約で 大國魂神社の露店は持ち帰りのみ

元三大師のご利益に預かり祈願者の厄よけをする深大寺の「修正会大護摩供(しゅしょうえおおごまく)」過去の様子

元三大師のご利益に預かり祈願者の厄よけをする深大寺の「修正会大護摩供(しゅしょうえおおごまく)」過去の様子

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 調布の深大寺(深大寺元町5)と布多天神社(調布市調布ヶ丘1)、府中の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ=府中市宮町3)は、年末年始の参拝について予約や分散を呼び掛けている。

疫病退散のご利益がある元三大師(角大師)の姿をしるした特別護摩札

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 深大寺は、本堂での護摩祈願を少人数の入れ替え制で10分ほどに短縮して行う。除夜の祈願は0時~1時(受け付け12月31日22時~)、1月1日~3日は8時30分~16時(受け付け8時~)。以後、22日まで日によって異なるのでホームページなどで確認して申し込む。祈願を受けた人には、元三大師(がんざんだいし)が鬼の姿となって疫病神を退散した角大師(つのだいし)を印した護摩札を授ける。申し込みと受け取りが当日の場合は、名前欄が「願主殿」になる(名入れ希望の場合は、有料配送を受け付ける)。

 同寺では12月31日まで、事前申し込みを窓口と郵送で受け付けている。年明け後に順次祈願して、名入りの護摩札を渡すか送る。

 深大寺そば組合では、年末年始の各そば店の営業時間をホームページに掲載している。

 布多天神社は、初詣新春祈願を予約優先(事前電話)で行う。昇殿する組数や人数を制限し、9時30分から30分間隔(日によって異なる)で15分ほど斎行する。祈願後に神前に供えた神酒などを頂く直会(なおらい)は感染予防のため行わない。

 大國魂神社は、大みそかに終夜開門する(12月31日6時30分~1月1日21時)。2日の閉門は20時、3日の閉門は19時、4日以降の閉門は17時。祈とうの受け付け時間は日によって異なるため、ホームページなどで確認して拝殿横の御祈祷受付所で申し込む。

 露店は9時ごろから閉門まで営業するが、持ち帰りのみ(境内での食事禁止)。

 同神社では15日に「古神札の焚上祭(こしんさつのたきあげさい)」(おたきあげ)を行う。古いお札やお守り・正月飾り・しめ縄などを持ち寄り燃やし、その火に当たって無病息災を願う小正月の行事。15時から境内の「ふるさと歴史館」北側の広場で神事を行い点火する。

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