府中市内の宇宙関連企業や団体で働く人々の仕事を紹介する特別展「フチュウで はたらく ウチュウ人」が現在、府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)で開催されている。
右が金星探査機「あかつき」模型。左が日本初の人工衛星「おおすみ」模型。所蔵:NEC
同展は、同市に人工衛星やプラネタリウム、衛星放送など宇宙に関わる事業を手がける企業や団体が多いことから、「府中にある宇宙」を知ってもらおうと企画された。そこで働く人たちを「ウチュウ人」と名付け、「星空ツクール星人」「人工衛星ツクール星人」などユニークな呼び名で、それぞれの仕事や活動内容を紹介する。
展示品は、航空宇宙技術遺産に認定されたロボットアームや、金星探査機「あかつき」の5分の1模型、1927(昭和2)年に発売された望遠鏡、国産初のレンズ投映式プラネタリウム、ロケットに搭載される抵抗器、宇宙デブリの模擬実験に使われたバンパなど。企画担当の塚田さんは「多くの企業・団体の協力のおかげで見応えのある内容になった。見学した人は『府中で宇宙関連の仕事がこんなにたくさん行われてたのか』と驚くのでは。この展示が宇宙への関心や興味を高めるきっかけになれば」と話す。
会場には、子どもたちが楽しみながら宇宙について知ることができる「星空の解説が体験できるコーナー」や「ブロックで人工衛星を作る体験スペース」を設置。塚田さんは「子どもたちがいつか『自分も宇宙に関わる仕事をしたい』と思い、ウチュウ人を目指してくれたらうれしい」と話す。
会期中、多くの関連イベントを開催する。8月8日=星砂で星座絵を作ろう!、同13日=人工衛星のペーパークラフトを作ろう!、同22日=宇宙マモール星人イベントデー(制服を着て宇宙マモール星人になろう!、宇宙カナデ~ル星人のデュオ演奏、宇宙マモール星人のおはなし)、同29日=人工衛星ササエール星人のおはなし、9月5日=衛星放送トドケール星人のおはなし、同12日・27日=プラネタリウムの操作・解説体験。各イベントの参加条件や事前申し込みの有無、参加費などはホームページで確認できる。10月3日には特別講演会「府中から世界へ、宇宙へ!星空ツクール星人のプラネタリウム話」も開催予定。
特別展で配布するクイズシートに解答し、プラネタリウム観覧後に出口でキーワードを伝えた来場者には、先着で「特製ウチュウ人シール」を進呈する。
開館時間は9時~17時(最終入館は16時)。会期中の休館日はホームページで確認できる。特別展は入館料のみ。入館料は一般300円ほか。プラネタリウム観覧料は600円ほか。10月4日まで。