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「調布国際音楽祭」今年の開催決まる 作曲家と奏者が作る「新作」ワークショップも

鈴木雅明さん(右)©Marco Borggreveと 鈴木優人さん(左)©Marco Borggreve

鈴木雅明さん(右)©Marco Borggreveと 鈴木優人さん(左)©Marco Borggreve

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 調布市文化・コミュニティ振興財団が1月12日、「第11回『調布国際音楽祭2023』」を6月24日~7月2日に開催すると発表した。

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 2013(平成25)年に「調布音楽祭」の名でスタートして以来、「手作りの感覚とクオリティーを両立させた」ラインアップで親しまれる同音楽祭。世界で活躍し、2020年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した音楽家の鈴木優人さんをエグゼクティブ・プロデューサーに迎え、国内外の音楽賞を多数受賞する鈴木雅明さんが監修を務めている。

 11回目を迎える今年は「One Melody for All」をテーマに、「人種、経済的な理由、障がいの有無などにかかわらず、人類の共通言語である音楽がさまざまな人々に届き、心がつながることを目指す」という。

 今年は、事前に作曲家が書いた作品を、第一線で活躍する奏者が初めて音にすることで、作曲家と演奏者が「新作」を作り上げるワークショップ「新しい音楽をつくる」を調布市せんがわ劇場(仙川町1)で開催を予定。例年行う参加型企画として、若手演奏家を中心に構成する調布市国際音楽祭公式のオーケストラ「フェスティバル・オーケストラ」の団員募集も行う。トップを務めるのは、鈴木優人さんの呼びかけに応えた交際的に活躍する演奏家や国内外の主要オーケストラの首席奏者らで、応募での参加者らは合同練習を経て本番に臨む。

 他のプログラムやチケット発売日などは2月に発表予定。

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