多摩川を舞台にした水辺の大型野外フェス「多摩川リバーサイドフェスティバル TAMARIBA(タマリバ)2026」が、10月31日・11月1日の2日間、和泉多摩川河川敷(狛江市猪方4)で開催される。
テントやピクニックシートで思い思いにくつろぐ来場者の様子 © comaecolor
今年で10周年を迎える同イベント。初開催の2016(平成28)年10月、大雨が上がった河川敷を訪れた一組の親子が最初の来場者だった。同年の来場者は約3000人だったが、年々規模を拡大し、昨年は約1万8000人が来場するなど、秋の多摩川を代表するイベントに成長した。今年の開催で、累計来場者数は延べ10万人を超える見込み。
10年間には、台風や新型コロナウイルスの影響で中止となった年もあるが、音楽や食、マーケット、川遊びなどを組み合わせた独自のスタイルで開催を続けてきた。運営を支えてきたのは、有志のメンバーやボランティア、来場者をはじめとする「多摩川を愛する人たちの支援」だという。資金は大口の協賛に頼らず、来場者からの寄付を運営に充てている。昨年は寄付金が100万円を超えた。
主催する「comaecolor」代表の山本雅美さんは「寄付によって今年もアーティストを招くことができ、会場の仮設トイレを増設するなど、より快適な環境づくりにもつながっている。ステージに立つ人、出店する人、遊びに来る人、寄付をする人、運営を手伝う人など、さまざまな形で関わる人たちに支えられながら、『TAMARIBA』は10年間、開催を重ねてきた。みんなで育てた10年だった」と振り返る。
今年の会場には、フードやクラフト、ワークショップなど70店以上が出店。カヌーやSUP(サップ)、足こぎカヤックなど、水辺ならではのアクティビティーも楽しめる。10月31日には、多摩川流域のローカルフェスの主催者らが登壇するトークセッション「多摩川でフェスはじめました」を行う。
音楽ステージには、優河さん、Reiさん、Ryu Matsuyamaさん、蔡忠浩さんらが出演。10周年の新企画として、多摩川に縁のあるアーティストを公募した「TAMARIBA Brand-New Artist(ブランニューアーティスト)」で選ばれた「結構生活」と「烏兎-uto-」の2組が、両日のオープニングを飾る。
山本さんは「10周年を迎える今回は、来場者全員に全16ページの多摩川マガジン『Soyo-Soyo』をプレゼントする。多摩川の魅力とカルチャーがぎゅっと詰まった一冊を手に取って、いつもと違う多摩川を感じてほしい。会場では、来場者と一緒にメッセージで紡ぐ『TAMARIBAフォトストーリー』企画も実施するので、ぜひ緩やかにご参加、多摩川の風を感じながら特別な時間を一緒に過ごせれば」と話す。
開催時間は、10月31日=10時~20時、11月1日=10時~16時。入場無料。