東京建物株式会社は、東京駅前の八重洲・日本橋・京橋エリア(以下「YNKエリア(インクエリア)」)において、今後のまちづくりの方向性と実現に向けたアクションプランを示した「YNKエリア まちづくりビジョン」(以下「本ビジョン」)を策定しました。
YNKエリア まちづくりビジョン公式サイト:https://tatemono.com/communication/ynk_vision/

東京建物は1896年(明治29年)の創業以来、約130年にわたりYNKエリアに本社を構え、まちづくりに取り組んできました。
YNKエリアは、日本有数のビジネス集積地として知られる一方、江戸城の城下町として商人や職人が集い、多様な文化や産業を育みながら発展してきた歴史を有しています。また、近年においては、2026年7月に完成を迎えた「TOFROM YAESU(トフロム八重洲)」をはじめとする大規模再開発の進展や、八重洲通りの再編、日本橋川の再生、旧東京高速道路(KK線)の遊歩道化といった都市基盤の整備により、エリア全体がかつてない規模の変化を迎えようとしています。
こうした大きな転換期を迎えるなか、これからのまちづくりを考えるにあたり、このまちの歴史を改めて振り返り、長く受け継がれてきた精神性や考え方に着目しました。この地は五街道の起点として、江戸時代からヒト・モノ・情報が行き交う日本経済の中心地であり続けてきた一方で、道徳と経済の両立、資源の循環、地域で支え合う共助など、現代社会が重視するサステナビリティにも通じる精神性が息づいていました。
東京建物はこのまちが育んできた歴史・文化・精神性と、変化の機運を捉え、都市機能の強化と江戸から受け継がれる文化・人のつながりの継承を両立し、新たな経済的・文化的価値が循環する「潤環都市YNK(じゅんかんとしインク)」を将来像として掲げ、その実現に向けた方向性とアクションプランを定めました。まちの一員として、このまちが長い時間をかけて育んできた個性を生かし、その価値をさらに引き出していくことを大切にしてまいります。
東京建物は、このまちに支えられ、ともに歩んできた企業です。これからもこの場所に学び、まちの皆さまをはじめとする多様な主体との連携・共創を通じてともに未来を考えながら、「潤環都市YNK」の実現を通じたYNKエリアのさらなる価値向上に取り組んでまいります。



