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調布・仙川のドーナツ店が創業10周年 街に根付き、変わらずこれからも

「ドーナツ工房 レポロ」のドーナツ 「三種のナッツとヘーゼルナッツチョコ」(右)と今月の新商品「シトロン」(左)

「ドーナツ工房 レポロ」のドーナツ 「三種のナッツとヘーゼルナッツチョコ」(右)と今月の新商品「シトロン」(左)

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 調布市仙川駅近くのドーナツと焼き菓子の店「ドーナツ工房 レポロ」(調布市仙川町1、TEL 03-6382-9120)が4月9日、創業10周年を迎える。

「ドーナツ工房 レポロ」代表の宮田菜津子さん

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 ケーキ店などでパティシエの経験を積んできた宮田菜津子さんが夫と共に2011(平成23)年にオープンした同店。大手チェーン店では味わえない手間を掛けたオリジナルレシピのドーナツや焼き菓子を取りそろえ、現在はコロナ禍で休止しているが店内にテーブル席を設置してカフェ営業も行い、仕事帰りの人にもスイーツでホッとしてもらいたいと夜8時まで営業して10年がたった。

 ドーナツは、原材料を厳選し、イースト菌を使った発酵や成形に研究を重ね、極力油を吸わない生地を独自に開発。新鮮な油を使い短時間で揚げることで、ふんわりと柔らかくて歯切れよく、翌日食べても遜色がない食感を目指した。仕上げにはフランス産やイタリア産のチョコレートをはじめ、季節ならではの旬の食材なども取り入れて、定番から季節限定ドーナツまで、10年間で提供したドーナツは60種類以上に上る。

 10年間を振り返って思い浮かぶのは、週に2~3回通う客や仕事帰りのサラリーマンなど多くの常連客の顔。悪天の日やコロナ禍でも客足に左右されず、「街に根付くことができたという実感がある」と宮田さんはいう。

 メニューは、定番の「プレーン」(150円)、一番人気の「三種のナッツとヘーゼルナッツチョコ」(255円)、無農薬レモンを使った今月の新商品「シトロン」(235円)など毎日12種類程度のドーナツを取りそろえるほか、「マカダミアナッツの厚焼きクッキー」(265円)、「白いちじくのフィナンシェ」(235円)、「厚焼きフロランタン」(275円)などの焼き菓子も用意する。

 宮田さんは「10年はあっという間だった。これからも変わることなくドーナツや焼き菓子を提供して、お客さまに愛されるお店でいられたら」とも。

 営業時間は10時30分~20時。日曜・月曜定休。

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