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調布で「商工まつり」-地元や石巻の学生ら復興支援も

「ワカモノプロジェクト」のメンバーが参加したおらほ仙川での支援販売ブース。

「ワカモノプロジェクト」のメンバーが参加したおらほ仙川での支援販売ブース。

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 調布市役所前広場や文化会館たづくりで10月7日と8日、「第57回調布市商工まつり~元気タウン~駅チカ完成!!創ろう明日の商工業」が開催される。

「ワカモノプロジェクト」のメンバーが8月に石巻を訪ねた様子。

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 銘菓や商品などを販売する同市内事業所など35店が出店する「びっくり市」や、23社によるPR展示を、2日間にわたって行う。子ども向けにエア遊具や建設車ラジコンを展開する「わんぱくランド」のほか、アトラクションなども用意する。7日には、ジャズライブやハンドベル演奏のほか、FC東京キックターゲット、プロバスケットボールチーム・東京サンレーヴスのフリースロー体験コーナーが登場。8日は商工会女性部によるチャリティーバザーのほか、日活芸術学院による制作作品の上映会やFC東京と東京サンレーヴスの選手によるスペシャルトークショー、東京サンレーヴスのチアリーディングのパフォーマンスなどを予定する。

 今年は東日本大震災復興支援コーナーも設置。消防署や被災地から7店が出店。宮城県石巻市のブースでは、調布市民を中心としたボランティアと共に同市の観光協会が物産販売を行うほか、「復興の未来へ行こう! ワカモノプロジェクト」のメンバーが、石巻市から招いた高校生や大学生と共に、東北地方の観光PRやイベントを実施。同プロジェクトは大学生から20代の社会人などをリーダーに、中高生と共に復興支援活動をしようとNPO法人ちょうふこどもネット(調布市上石原1)が企画。今後も支援活動を行っていくという。

 ちょうふこどもネットの北村さんは「中学生、高校生がお互いに交流することで、彼らができる範囲での『寄り添った支援』が生まれるとうれしい。単発で終わらずに、この事業をきっかけにこれからも細く長く続けていきたい」と話す。

 開催時間は10時~16時。

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