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調布で認知症患者や家族らの交流「ケアカフェ」 猿田彦珈琲とコラボで

猿田彦珈琲調布焙煎ホール店・木戸間海(きどま かい)店長(左)と調布市地域包括支援センターちょうふ花園・佐藤京鼓(きょうこ)センター長

猿田彦珈琲調布焙煎ホール店・木戸間海(きどま かい)店長(左)と調布市地域包括支援センターちょうふ花園・佐藤京鼓(きょうこ)センター長

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 調布市地域包括支援センター「ちょうふ花園」(調布市小島町2、TEL 042-484-2285)が企画する認知症カフェ「ケアカフェ」が11月26日、「猿田彦珈琲(コーヒー) 調布焙煎(ばいせん)ホール」(調布市小島町2)で開催される。

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 「認知症カフェ」は、認知症の当事者や家族、医療やケアの専門職らが交流を楽しむ場所として、1997年にオランダアルツハイマー協会と臨床心理学者・ベレ・ミーセンが協力して始めたのが最初といわれ、その後、ヨーロッパで急速に普及。日本でも厚生労働省の「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」の中で取り上げられ、2015(平成27)年12月の段階で全国に600カ所開設された。

 同市地域包括支援センターが企画する「ケアカフェ」は今回で2回目。同センターが、認知症当事者や家族、介護者らの息抜きの場として、アクセスが良く、落ち着く雰囲気であることから猿田彦珈琲に協力を求め、実現した。孤立しがちな人たちが交流できる場を提供するという。

 同市福祉健康部の八木さんは「非日常の空間で、不安や介護疲れをリセットできる温かい時間を過ごしてほしい。おいしいコーヒーを飲みながら、相談、愚痴、世間話など語らえる時間になれば」と話す。

 開催時間は10時~12時。参加無料(飲食は自己負担)。要予約。

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