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調布・神代植物公園で「秋のバラフェスタ」 遅咲きなど何度も鑑賞を

秋のばら園(昨年の様子)

秋のばら園(昨年の様子)

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 秋バラの開花時季を迎えた都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で10月3日、「秋のバラフェスタ」が始まった。

国際ばら新品種コンクール金賞「クイーン・オブ・神代」

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 世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞した「ばら園」では、都内最大級1.6ヘクタールの敷地に約300品種5000余本の秋バラが咲き誇る。広報の土方千鶴さんによると、「夏の猛暑に負けず順調に生育し、品種によっては既に見頃を迎えている」という。

 バラの香りは晴天日の早朝から午前中に最も強くなるため、10月の土曜・日曜は通常より早い8時に「早朝開園」する。ばら園を中心に園内の見どころや見頃の植物を案内する「ボランティアによる『ばら園ガイドツアー』」を10月8日・11日・14日・15日・19日・21日・27日・28日の10時30分と13時30分から約60分間行う。

 芝生広場では「バラコンサート」を開く。21日は大城愛さんのフルートとシャオ ミンシャオさんのピアノによる演奏を、22日はバリトンサックスとガットギターのジャズユニット「one difference」が演奏を、それぞれ披露する。いずれも11時と14時から約30分間(雨天は会場変更)。

 11日~15日は、バラを使ったディスプレーやアレンジメントを飾る「秋のバラ展」(植物会館1階展示室)と、ミニバラの盆栽・盆景を展示する「秋のミニバラ盆栽展」(屋外特設展示場)を開催する。

 期間中、ばら園テラスで「バラのソフトクリーム」(400円)やドリンクを提供する「バラのカフェテラス」が開店。ばら園周辺では、バラなど植物の苗を販売する「ロゼマルシェ」も営業する。いずれも10時~16時、雨天中止。園内売店ガーデンビューローで10月1日、同園オリジナル「バラの絵柄ラングドシャ」(650円)の販売も始めた。

 ばら園では、同イベントをさらに楽しめる体験型フィールドアプリ「TOKYO PARKS PLAY」を用意。撮影したバラの写真を品種別にコレクションできるアプリ「神代バラコレ」を使うと、オリジナルのバラ図鑑が完成する。いずれも利用無料。

 土方さんは「早咲きや遅咲きのバラが繰り返し開花するので何度も楽しんでいただけるように、例年より長い11月中旬まで開催する。花の形が整い、色がさえる秋バラをゆっくり楽しんでほしい」と話す。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。催しの観覧は無料。11月12日まで。

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