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狛江の劇団「コマエンジェル」が20周年記念公演 「姥捨山」をモチーフに

コマエンジェル代表の平美和さん ポスターと

コマエンジェル代表の平美和さん ポスターと

 狛江を拠点に活動するパフォーマンス集団「コマエンジェル」の結成20周年を記念した公演「姥捨(うばすて)山 UBA stay mountain」が9月22日・23日、狛江エコルマホール(狛江市元和泉1)で上演される。

コマエンジェル20周年記念公演の出演者の皆さん

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 コマエンジェルは、劇団の主宰経験を持つ狛江在住の平美和さんが、子どもの幼稚園の保護者らとクリスマスショーを企画したことをきっかけに2006(平成18)年結成。主婦を中心としたダンスグループとして活動する中、同市を象徴するような活動を目指し市内のイベントに出演するなど、地域に根付いた活動を展開する。平さんが脚本・演出を手がけ、笑いや演劇を取り入れたストーリー性のあるダンスパフォーマンスは人気を集め、2016(平成28)年の10周年公演ではチケットが完売。急きょ公開ゲネプロを行うほどの反響を集め、銀座博品館や地方でも再演した。

 結成当初7人だったメンバーは16人に増え、今回の20周年公演では客演含め総勢約30人が出演するまでに広がった。20年間を振り返り、平さんは「この活動をなりわいとしていないが、公演をするからにはプロには負けないものを作るという意識をメンバー全員がずっと持っている。コマエンジェルのおかげで私自身の人生も楽しくなった」と振り返る。

 今回の20周年公演では、年老いた親を山に置き去りにする民話「姥捨山(うばすてやま)」をモチーフに、これまでもテーマにしてきた「命」を描く。平さんが母親をみとったことをきっかけに、見送る側の後悔や、残された側へのメッセージというテーマが生まれ、構想から約3年かけて脚本を完成させた。作品では、山に捨てられた高齢女性たちが生き生きと暮らす姿を描き、中高年のメンバーが約2年間稽古を重ね、同集団の特徴である怒濤(どとう)のダンスと歌、芝居を組み合わせたステージを作り上げる。

 平さんは「ここまでの規模の作品は最後の挑戦かもしれないと思い臨んでいる。メンバーの多くも親を見送る世代。私たちの世代が今の時代に抱きがちな葛藤を表現することに意味があると感じている。大切な人がいる人にはぜひ見てほしい」と呼びかける。

 開演時間は、22日=18時30分、23日=13時30分。料金は、前売り一般=2,700円、前売り18歳以下=2,500円、当日=3,000円。全席自由。