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調布がひと目でわかる「手拭い」販売-名所・物産のイラストを手染め

調布の名所・物産のイラストが描かれた「調布手ぬぐい」

調布の名所・物産のイラストが描かれた「調布手ぬぐい」

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 調布駅近くの「和季(かずき)」(調布市布田1、TEL 042-482-2775)が今月、調布の代表的な観光地や物産品をイラスト化し手染めした「調布手拭い」の販売を開始した。

手ぬぐいを使って作られた「調布うちわ」(関連画像)

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 手拭いには、NHK連続ドラマ「ゲゲゲの女房」のロケ地となった深大寺の「本堂」や「だるま」、「深大寺そば」、わらでできた馬の人形「赤駒」、ゲゲゲの鬼太郎の特徴である「ちゃんちゃんこ」や「げた」のイラストが染められている。

 さらに、「はやぶさ」で話題となった航空宇宙研究所(JAXA)の「人工衛星」「ロケット」、味の素スタジアムがFC東京のホームグラウンドであることから「サッカーボール」、京王閣競輪の「自転車」、かって東洋のハリウッドと呼ばれ、今でも「角川大映撮影所」や「日活撮影所」をはじめ20を超える映画関連企業があることから「映像カメラ」、大島や新島などへの定期便を運行する「調布飛行場」にちなみ「プロペラ飛行機」、武者小路実篤の「かぼちゃ」、近藤勇誕生の地であることから「新撰組」や「布多天神」の「はっぴ」、調布市最大のイベントである花火大会の「花火」も。

 2009年に「調布青年経済人会議」により選定・発表された「調布のお土産10選」が全てお菓子だったことから、食べ物以外の土産を検討しようと手拭いが企画された。「調布」の名前の通り、調布が「布」のまちでもあることをヒントに、日本橋の手拭い専門店「戸田屋商店」に協力を仰ぎ、製品化。調布の歴史や名所の地図、調布を舞台にしたショートストーリーが掲載されている包装用の帯はブックカバーとしても利用できる。

 同店の店主の田中和己さんは「製作にあたり、調布の魅力を挙げ始めたら、先祖代々調布で生まれ育った私でさえ、こんなにもあるのに改めて気付き驚いた。調布のことがひと目でわかるので調布をよく知らない方へのお土産やプレゼントとして最適。調布自慢をしていただければ」と話す。

 紫と緑の2種類あり、サイズは約37センチ×90センチ。綿100%。価格は1,000円。日本製。、同手拭いを利用した「調布うちわ」も販売する。価格は同じく1,000円

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