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調布・深大寺「能楽」プロジェクトが集大成 劇場・ライブ配信チケット販売開始

「調布能楽odyssey(オデッセイ) 急 『月魄(げっぱく)深大寺蕎麦の能』」

「調布能楽odyssey(オデッセイ) 急 『月魄(げっぱく)深大寺蕎麦の能』」

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 11月23日に調布市文化会館たづくりくすのきホール(調布市小島町2)で開催する「調布能楽odyssey(オデッセイ) 急 『月魄(げっぱく)深大寺蕎麦の能』」のチケットが8月21日、販売開始される。

「序」で「深大寺こども薪能」の子どもたちも出演した公演の様子

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 同能楽は、古刹(こさつ)・深大寺(深大寺元町5)と縁の深い「能楽」を軸に展開する調布市文化・コミュニティ振興財団の伝統芸能プロジェクト。2018(平成30)年に「序」、2019年に「破」、今年は「急」をテーマに展開し、今年は最終年度として3年間の集大成を飾る。

 「序」では、「キネマ能楽」と題して、スクリーンを生かした映像演出を加えた狂言「柿山伏」と能「鞍馬天狗」を上演。日英字幕や英語プログラム配布など、誰もが気軽に能楽を体験できることで裾野の拡大を目指した。「破」では、能楽を現代美術やデザインの視点から解釈した展覧会「守破離(しゅはり)」を開催。能面制作ワークショップや伝統文化体験を実施。「深大寺こども薪能」の子どもたちも出演した公演は、若手からベテランまで各世代の能楽師たちが舞台に立ち、能楽の歴史と未来に思いをはせた。

 今年の「急」では、1300年の歴史ある深大寺から着想を得て書き下ろされた完全オリジナル能「月魄」を上演。出演は、能楽師の山中●晶(がしょう、●は牙に之繞)さん、山中つばめさん、松木千俊さんほか、監修は、人間国宝の梅若実さん、大倉源次郎さんが務める。チケットは劇場入場とライブ配信の2種類を用意。そのほか、10月からは深大寺を中心に関連イベントが企画される。

 開演時間は15時。定員226人。入場料は、S席=3,600円、A席=3,300円、22歳以下・外国人=1,500円。ライブ配信視聴は2,500円。

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