調布市在住・在学の中学生を対象に、漫画やゲームの世界で働くプロから仕事や生き方を学ぶ講演・ワークショップ「イマジネーション・スクール〜マンガ・ゲームで君たちの未来が開ける〜」が9月26日、電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)で開催される。
北尾雄一郎さんが代表を務めるジェムドロップが手がけるゲーム「ホロの花札」
調布青年会議所が主催する同企画。「青少年に寄り添い、挑戦する力を養うことで未来への希望を持ってもらう」ことを目指し、学校や塾の教科とは異なる学びの機会を届けようと企画した。調布市が2023年度に実施した調査で、「学習や学び直しができる環境・機会の充実」が、子どもや若者が希望を持てる市となるために取り組むべきこととして多く挙がったことも背景にあるという。
今回着目したのが、漫画とゲームの世界。プロの世界で挑戦を続けている人に触れることで、生き方の幅を広げるきっかけになればと、漫画家のナカシマ723さんと、ゲーム制作会社「ジェムドロップ」(調布ヶ丘)の社長・北尾雄一郎さんを講師に招く。ナカシマさんは今年1月にテレビアニメ化された漫画「勇者のクズ」のコミカライズを手がける。北尾さんは30年前からゲーム業界でプログラマーとして活動し、2013(平成25)年に同社を設立。人気ゲームの制作などを手がける。担当委員長の青山誠さんは「第一線で活躍している方を招きたかった」という。
対象は調布市在住・在学の中学生。講演やワークショップの内容を年齢に合わせるため、対象を中学生に絞った。会場には大学の階段教室を選び、普段とは異なる雰囲気の中で、仕事や生き方について考える機会をつくる。
当日は講演とワークショップの2部構成。講演では、講師それぞれが現在に至るまでの経歴や経験を語り、さまざまな生き方があることを紹介する。ワークショップでは、ナカシマさんが漫画の作画に必要な知識や観察力に着目した内容、北尾さんが日常にあるゲームにつながるアイデアを考える内容を予定。参加者が考えたアイデアを発表し、優秀者にはギフトカードを贈るほか、参加者全員に参加賞として「勇者のクズ」のスピンアクリルスタンドを用意する。
青山さんは「漫画やゲームに興味のない人でも参考になる内容。中学校では触れる機会の少ない仕事や生き方に刺激を受け、自分の未来を考えるきっかけになれば」と話す。
開催時間は13時30分〜16時40分。参加無料。要予約。