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調布・つつじヶ丘で「創造農園まつり」 地域とのつながり育む恒例イベント

「創造農園まつり」の様子

「創造農園まつり」の様子

 屋台や縁日、音楽ステージなどを地域住民と楽しむイベント「第8回創造農園まつり」が9月27日、つつじヶ丘駅近くの「東京さつきホスピタル」(調布市東つつじケ丘2)と関係施設で開催される。主催は、医療法人研精会と社会福祉法人新樹会。

「創造農園まつり」実行委員長の山之内光さん(左)と創造農園園長の諏訪智さん(右)

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 研精会は、昭和30年代から精神科医療を中心に病院や介護施設、訪問看護などを運営し、同市内では「東京さつきホスピタル」や「デンマークINNつつじヶ丘」「デンマークINN深大寺」を運営している。「創造農園」は、研精会グループの新樹会が運営する就労継続支援事業所。精神障害のある人の就労や社会参加を支援する施設として、農作業や軽作業などの働く場を運営している。2019(平成31)年にはカフェ「空と大地と」(同)もオープンし、地域の人との関わりを大切にしたまちづくりへの貢献を進めている。

 同まつりは、創造農園が現在の場所に移転した2017(平成29)年に始まった。精神科病院や福祉施設を地域にとって身近な存在にすることを目指し、地域住民とのつながりをつくるために企画。病院や福祉施設の職員、施設利用者らが一緒になってイベントを運営する。職員にとっては、普段の専門業務を離れ、地域との交流の場になり、施設利用者にとっては、イベント運営を通して地域住民と交流することが、自己肯定感を高めるきっかけになっているという。

 当初は焼きそばなどを提供する小規模な催しだったが、年々規模が拡大し、近年は1000人を超える来場者が集まる恒例行事となっている。メイン会場では、屋台や子ども向けの縁日、医師・看護師・音楽療法士らによるバンド演奏やアカペラのステージなどを展開。調布を拠点に活動し、2025年から研精会がサポートしているアメリカンフットボールチーム「Club TRIAX調布」も今回初めてブースを開設。アメフト体験や腕相撲など、アメフト選手と交流できる企画を用意する。

 新樹会の主任で実行委員長の山之内光さんは「カフェは地域の皆さまも多く利用いただいているので、日頃の感謝を還元するような、楽しんでもらえる祭りにしたい。そのためにも運営側が楽しいと思うイベントにできれば」と言い、創造農園園長の諏訪智さんは「施設利用者もイベント運営に参加することで、社会とのつながりを実感できる成功体験になれば」と話す。

 開催時間は11時〜15時。入場無料。