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狛江駅で「エキナカ本展」 地域50人が選んだ「読んでほしい50冊」展示

狛江駅改札脇のスペースを使った「エキナカ本展~私が誰かに読んで欲しい50冊~」

狛江駅改札脇のスペースを使った「エキナカ本展~私が誰かに読んで欲しい50冊~」

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 「エキナカ本展~私が誰かに読んで欲(ほ)しい50冊~」が1月7日、小田急線狛江駅改札横にあるリニューアル工事中の店舗跡で始まった。

高校生が選書した川上弘美さんの「神様」、付箋が貼られている

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 同イベントは、狛江駅高架下商業施設のリニューアル工事を実施する「小田急SCディベロップメント」(新宿区)と、狛江でサードプレイスづくりに取り組む地域団体「comaecolor(コマエカラー)」から派生した「タマガワ図書部」が共催する。

 読書好きが50人以上集まった「タマガワ図書部」。同イベントは、「本を通して街に暮らす人たちをつなげていきたい」との思いから生まれたという。市内の高校生から社会人、音楽家、デザイナー、カメラマン、小田急線沿線や多摩川流域で暮らす人まで、幅広いバックボーンを持つ人が選書した本を展示し、背面に選書者からの推薦コメントを記している。

 展示中の本は選書者自身のもので、付箋が貼られたものや折り目が付いたもの、書き込みがある本など、それぞれの読書の軌跡が見られる。手に取った本は置かれたベンチで読めるほか、一角に置かれたノートに、来訪者が感想やお薦めの本を書き込めるようにする。

 コマエカラー代表の山本雅美さんは「本は世代やジャンルを超えて世界を広げ、新たな出会いを作ってくれる。このイベントがきっかけで本と人、人と人との出会いが生れれば。本を通した出会いやつながりが増えていくきっかけとなるようなイベントを今後も企画していきたい」と話す。

 開催時間は10時~20時(時間は日によって前後する)。入場無料。1月31日まで(変更になる場合あり)。

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