府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)が10月3日、プラネタリウム特別講演会「府中から世界へ、宇宙へ!星空ツクール星人のプラネタリウム話」を開催する。
同館では現在、市内の宇宙関連企業や団体で働く人々の仕事を紹介する特別展「フチュウで はたらく ウチュウ人」を開催している。同4日に終了する同展のフィナーレを飾るイベントとして、プラネタリウム投映機の製造や番組制作などに携わる人を「星空ツクール星人」と称して仕事内容を紹介する。
講師を務めるのは、五藤光学研究所の明井英太郎さん。同社は1926年に国内唯一の天体望遠鏡専門メーカーとして創業。1959(昭和34)年にレンズ式プラネタリウムの国産化に成功し、1963(昭和38)年に府中市に本社を構えた。多機種の量産開発を進め、世界各地で同社のプラネタリウムが使われている。天文番組や全天周映像などの制作、科学館や博物館など天文施設の運営も行い、今年9月1日に100周年を迎えた。
明井さんは1987(昭和62)年に入社して以来、プラネタリウム施設の企画、施工、納入に携わってきた「星空ツクール星人」。今回の講演会はプラネタリウムを会場に、同社が製造した投映機が映し出す星空の下でプラネタリウムの歴史や仕組みなどを解説する。さらに、星空を作る仕事で感じている「星空への思い」についても語る。
企画担当の小林さんは「普段プラネタリウムでは星や宇宙に注目してもらうが、今回はその星空を映し出す機械に注目してもらう貴重な機会」と話す。「開催中の特別展では、国産初のレンズ投映式プラネタリウムや投映機に光をともすスイッチなども紹介している。いつもは裏方に徹している『星空ツクール星人』の話を聞いたり展示を見たりして、星空を作り出す仕事がどのようなものか感じていただければ」とも。
開催時間は15時30分〜16時30分。料金は、大人=600円、中学生以下=300円、4歳未満無料。博物館入館料が別途必要。チケットは専用サイトで販売している。当日券は9時から館内で販売。
明井さんは10月23日、府中市生涯学習センター(浅間町1、TEL 042-336-5700)で「悠学の会企画講座 星空をつくる技術 〜光学とデジタルが描く宇宙〜」を開く。開催時間は14時〜16時。料金は、会場受講のみ(高校生以上290人)=500円、オンライン視聴(1週間アーカイブ、当日に会場受講も可)=600円。申し込みは、会場受講のみ=同センター窓口、オンライン視聴=同センター講座利用者サイト。