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調布に新スポーツ「パデル」施設 「キャプテン翼」高橋陽一さん手がける

「キャプテン翼パデル調布」のコート

「キャプテン翼パデル調布」のコート

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 漫画「キャプテン翼」の作者・高橋陽一さんが手がける新スポーツ「パデル」の施設「キャプテン翼パデル調布」(調布市富士見町1、TEL 080-7430-1999)が8月20日、中央道調布インターチェンジ近くにオープンした。

「キャプテン翼パデル調布」のオープニングセレモニーで挨拶する高橋陽一さん

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 1970年代にスペインで発祥し、テニスとスカッシュを合わせたようなスポーツといわれる「パデル」。独自のラケットを使い、ガラスと金網の壁に囲まれた、テニスよりも小さいコートで行うスポーツで、「手軽にでき、初心者でもすぐに打てるようになるが、技の種類が豊富」なのが特徴。本場スペインでは、世界的なサッカー選手などがリフレッシュやリハビリなどで楽しみ、自宅に専用コートを作る選手もいるなど、近年世界的に人気が高まり、競技人口も増えているという。

 日本には2013(平成25)年、埼玉県所沢市に初めてパデル専用コートが作られ、2016(平成28年)には日本パデル協会が設立された。現在の日本の競技人口は3万人近くで、2030年の競技人口100万人を目標にしている。

 世界的な人気を誇るサッカー漫画「キャプテン翼」の作者・高橋さんは、10年ほど前にスペインを訪れた際にパデルに出合い、「誰でもすぐに楽しめ、ゲームでは戦略性が求められる奥深さに魅了された」と言う。その後もプレーを続け、日本パデル協会の名誉会長にも就任。「パデルを日本でも普及させたい。気軽に楽しめる施設を増やしたい」という思いで、漫画のタイトルを冠にした「キャプテン翼パデル」プロジェクトをスタートした。スタッフが調布に住んでいた縁で同所への出店が決まり、同プロジェクト初の施設ができ上がった。

 国内18番目となる同施設。現在コートは2面で、10月にはさらに1面をオープンし、全3コートになる予定。レンタルコートに加え、パデル未経験者から上級者までが対象のスクールも開校。スペインなどでは「パデルとバーベキューを一緒に楽しむ」文化もあり、同施設にもバーベキューコーナーを併設し、イベントなども計画している。

 高橋さんは「一度でもパデルを見ると楽しそうなのが分かっていただけると思う。実際にプレーしてみるとその面白さにはまると思うので、ぜひ一度試してみてもらえたら」と話す。

 営業時間は9時~22時。

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