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調布・水木しげるさん生誕100周年「ゲゲゲ忌」 スタンプラリーや記念イベントなど

「水木しげるが見た光景」展示作品より。水木さんと調布市のつながりを感じる「調布市立図書館 図書館だより挿絵」 ©水木プロ

「水木しげるが見た光景」展示作品より。水木さんと調布市のつながりを感じる「調布市立図書館 図書館だより挿絵」 ©水木プロ

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 調布市は名誉市民・水木しげるさんの命日である11月30日を中心に、市内各所で「ゲゲゲ忌2022」と「生誕100周年記念事業」が開催される。

水木しげるさんを偲ぶ献花台 ©水木プロ ©水木プロ・東映アニメーション

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 水木さんは1922(大正11)年3月8日に生まれで、今年、生誕100周年を迎えた。亡くなるまで調布で50年以上暮らし、多くの漫画作品と共に今も市民から慕われている。同市はその功績をたたえ、命日を「ゲゲゲ忌」と命名し、毎年イベントを開いている。

 今年の「ゲゲゲ忌2022」は19日~30日に行う。キャラクターショーやゲゲゲ忌先行商品の販売、境港市のカニ汁販売、演奏会などを行う「ゲゲゲ横丁・ゲゲゲの森」を調布駅前広場で開催する(19日・20日)。両日、水木作品のコスプレを楽しむ「ゲゲゲ忌コスプレイベント~調布市ブリガドーン計画~」も行う。

 期間中、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)に献花台を設置し、ゆかりの地を巡る「ゲゲゲのスタンプラリー」や「アニメ特別上映会 inシアタス調布」を開催。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」の上映のほか、声優や制作スタッフなどのトークショー、ショート朗読劇、生オーディオコメンタリー付き上映などを行う。開催内容や料金は日によって異なり、有料オンライン配信(30日を除く)もある。

 布多天神社(調布ヶ丘1)では21日から、水木さんの世界を砂像で表現する「ゲゲゲのサンドアート」が行われる。体験ワークショップも26日に開催(無料、専用フォームから18日までに要申し込み)。作品展示は12月20日まで。

 生誕100周年記念・調布市平和祈念展「『水木しげるが見た光景』~紡がれる想(おも)いと言葉~」が今月30日まで、調布市文化会館たづくりで開催されている(入場無料)。18日・19日・20日には、水木さんの長女で水木プロダクションの原口尚子さんによるギャラリートークも開く(各日とも抽選で20人、申し込みは9日まで)。

 26日には、調布市グリーンホール(小島町2)で「水木しげる氏生誕100周年記念イベント」を開催。第1部(子ども)と第2部(一般)に分かれ、アニメ上映、坂本頼光さんの活弁、京極夏彦さんの講演などを行う(参加無料、抽選で各部1000人を予定、申し込みは9日まで)。第2部は無料オンライン配信あり。

 併せて19日から、水木さんと調布市の関わりや歩みを掲載した「水木しげる氏生誕100周年記念冊子」を、調布駅前広場「ぬくもりステーション」と市役所8階産業振興課で無料配布する。

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