調布の「武者小路実篤記念館」（調布市若葉町1、TEL 03-3326-0648）で7月23日から、夏休みの自由研究を応援する企画として、さまざまな講座を開催する。

実篤の絵を見て、考えて、話して、絵のパズルを完成させる「鑑賞パズル」

　作品を作る講座や絵の見方、実篤公園についての解説などを行う講座は全6メニュー。「実篤ぬりえで暑中見舞いはがきを書こう！」では、はがきサイズの実篤の絵に色を塗り、暑中見舞いはがきを完成させる。

　このはか、実篤が描いた絵のパーツを糸でつないで作る「実篤モビールをつくろう！」、実篤公園のシュロの葉を使って、バッタを作る「シュロの葉バッタを作ろう！」、実篤の絵をじっくり見て、考えて、話して、絵のパズルを完成させる「鑑賞パズルで実篤の絵を見よう！」、墨を使って実篤マンホールを和紙に写し取る「実篤マンホールで拓本を体験しよう！」、ガイドボランティアが案内する「実篤公園を探検しよう！」を用意する。

　小中学生を対象に「作ってみよう！私だけの本」も企画。本の中身をすべて自分で考えて描き、ハードカバーに製本する講座や年齢制限のないお絵描き講座「実篤に挑戦！～筆と墨で絵を描こう～」も行う。

　6メニューの講座は参加費無料（入場料のみ）。「作ってみよう！私だけの本」は8月2日・3日・7日の全回出席原則、参加費1,350円、要申し込み（7月19日まで）。そのほか、開催日などの詳細はホームページで確認できる。