京王線沿線の自治体、観光協会や関連事業者で構成する「京王線沿線観光連絡会議連携部会」が現在、リアル宝探しイベント「ブシュウと4つの宝」を開催している。

　同イベントは、京王線沿線の魅力をPRし、観光や地域振興を図ることを目的に企画されたもので、稲城市、府中市、日野市、多摩市の4市に1カ所ずつ隠された「宝箱」を探すミッショ ンに挑戦する。

　参加者は、京王線各駅や周辺施設、ホームページなどで参加冊子を入手し、宝に関する情報を基に謎を解きながら「ウマい宝」の隠し場所を探す。各市の発見報告所に来所し、宝箱に書かれた4つのキーワードを報告すると記念品が進呈されるほか、4市の特産品セットが当たる抽選に応募できる。

　稲城市の海老澤さんは「コロナ禍で外出がはばかれる夏休みに、家族で楽しめる機会を提供できればと思う。多摩地域を知り、地域を巡るきっかけになるとうれしい。暑い中探し回るのは体力も必要なので、くれぐれも各自の体調を考慮しながら参加してほしい。11月まで開催しているので」と話す。

　参加無料。交通費は各自負担。11月30日まで。