東京外大で学園祭-学生による26言語の外国「語劇」上演も

第89回「外語祭」実行委員会のみなさま

第89回「外語祭」実行委員会のみなさま

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 東京外国語大学府中キャンパス(府中市朝日町3、TEL 042-330-5150)で11月19日~23日、第89回「外語祭」が開催される。

語劇の上演シーン(関連画像)

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 国際色豊かな点を生かした企画が多数展開される同祭。中でも注目は、各専攻語の2年生を中心に、日頃の勉学の成果を披露する場として26言語の外国「語劇」の上演。脚本決定からキャスティング、演技指導、裏方作業まで全て学生たちの手により制作され、日本語訳の字幕付きで上演する。この上演がきっかけでインド、パキスタンでの海外公演や、在日各国大使館招待の学外公演、スペイン語・スペイン文化の普及活動で顕著な業績を上げた者とその事業に対して贈られる「第2回バルタサル・グラシアン賞」を受賞するなど、海外からも注目される。

 このほか、専攻語の各国料理模擬店や各サークルの展示、民俗舞踊、パフォーマンス、ダンスなどが行われる。ロシア文学者・亀山郁夫学長の講演「『全体的不幸を見つめるドストエフスキー』-現代に彼が生きていたら、3.11以降をどう見つめるか-」やクーリエ・ジャポン編集長の冨倉由樹央さんによる特別講演なども予定。

 同大外語祭実行委員会委員長の伊藤太郎さんは「外大祭は、普段触れる機会がない外国文化に触れることができる。『着てみよう民族衣装』や『世界の文字でつづる私の名』などの本部企画も充実しており、ユニークな言語文化を体験しに来てもらえれば」と呼び掛けている。

 開催時間は10:00~18:00(語劇のみ~20:00)。

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