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調布で「こうの史代」さん原画展-原爆や戦争後の人々の生活を優しいタッチで描く

「調布市文化会館たづくり」で開催されている「こうの史代原画展」©「夕凪の街 桜の国」双葉社

「調布市文化会館たづくり」で開催されている「こうの史代原画展」©「夕凪の街 桜の国」双葉社

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調布市文化会館たづくり(調布市小島町2、TEL 042-441-6111)1階展示室で現在、調布市平和記念事業「こうの史代原画展『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』」が開催されている。

2011年8月にドラマ化された「この世界の片隅に」?「この世界の片隅に」双葉社

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こうの史代(ふみよ)さんは1968(昭和43)年広島市生まれ。1995年「街角花だより」でデビューし、2004年「夕凪の街 桜の国」で「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」「手塚治虫文化賞」を受賞。同作は田中麗奈さん主演で映画化され、2007年7月に公開された。「この世界の片隅に」は2007年より「漫画アクション」(双葉社)で連載された作品で、2009年に「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞、2011年8月には「終戦ドラマスペシャル」として、北川景子さん主演でテレビドラマ化された。

 両作品とも原爆や戦争をテーマにした作品だが、そのテーマから連想される重々しさはなく、優しく温かみのあるタッチで人々の日常生活を綿密に描いている。

 開館時間は10時~18時。入場無料。3月20日まで。

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