「第2回ぬくもりのまち　調布検定」が8月31日、グリーンホール小ホール（調布市小島町2）で開催される。主催の同検定実行委員会は6月24日から申し込み受付を開始した。

市内のバス内などに掲載される「調布検定」のポスター。クイズの答えは公式ホームページに掲載されている

　調布を知ることを通して「郷土愛」を持ってもらうことを目的に2011年に第1回を開催した同検定。受験者には80ページ以上の解説集を配布し、1時間以上かけて問題の解説をするのが特徴。第1回は100人を超える人が申し込み、「歴史」や「文化・スポーツ」、「まちづくり」などの5分野から計80問の問題に挑戦した。上位3割を合格とし、さらに上位5人には調布市長から表彰状が授与され、市報などにも掲載された。

　第1回の平均点が80点満点中49.2点と比較的難しかったことを受け、今回は初級編と題し、調布について学ぶために市内小学校4年生の授業で使用されている副読本と中学生向けの副読本を参考に問題を作成する。また、9月に開催されるスポーツ祭東京2013（東京国体）で、市外から多数の来場者が調布に訪れることを考慮し、観光編も用意する。参加者には調布の物産を参加記念品としてプレゼントする予定。

　また、第1回の検定問題にインターネットで挑戦できる「ネット版調布まち検定」も開始。各分野10問で構成され、解答後に表示されるフォームでメールアドレスを送信すると、解説集が掲載されたホームページアドレスが送られるほか、市内の物産約3,000円相当が5人に当たるプレゼントに応募できる。

　実行委員長の小峯充史さんは、「第1回受験者の方々から次回へ対する期待が大きかったこともあるが、もっと多くの方に調布の素晴らしさを発見してほしいと思い、第2回を開催することにした。今回は会場で受験できない方のためのネット版調布検定も始めた。ぜひ受験していただき、家庭や仕事場で調布に関する多くの『へぇ～』の言葉が聞かれるようになればと願っている」と話す。

　会場は調布市グリーンホール小ホールで、検定実施時間は初級編、観光編ともに8月31日14時～14時40分。その後15時50分まで解説。受験料1,500円。申し込み締め切りは8月5日。ホームページから、もしくはチラシに掲載の申し込みフォームでファクスか郵送。詳しくはホームページで確認できる。