調布市のガラス工房「調布グラススタジオ」（入間町2、TEL 03-5384-4410）が7月14日から9月1日まで「夏休み吹きガラス体験」を行う。

ガラス工房「調布グラススタジオ」外観の様子

　同市のつつじヶ丘を拠点に活動するガラス作家の郡和子さんが2009年に設立した同工房。約10人の作家やスタッフと共に創作活動をする傍ら、地域の人たちにもガラス作りを楽しんでもらおうと教室や体験、経験者向けのレンタル工房などを運営する。ランプシェードや建築用のオリジナルガラス、記念品、引き出物などガラス工芸品の注文製作も行っている。工房面積は2階建て約60坪。

　同体験教室は、今年で5回目。2人以上のグループで申し込み、吹きガラス技法によるコップを製作。通常の個人体験より割安なためリピーターも多く、2回目以上の参加者は要望があれば花瓶やボールなども製作できる。夏休みの自由研究にする小学生の親子など昨年は約100組が参加した。体験は1人約30分で、その後スタッフが必要に応じて仕上げ作業をし、2日後から引き渡しでき、郵送も受け付ける。

　郡さんは「グループで吹きガラスの面白さ、難しさを感じながら楽しい体験になれば」と話す。また、「決まったものを作る教室のほかに、個人の希望に応じてマンツーマンでお手伝いできるようにも心がけている」と話し、最近ではサプライズで婚約者や両親に贈るブライダルギフトとしてオリジナル作品を制作する「ギフト体験」（1万円～）の利用者も増えているという。

　「夏休み吹きガラス体験」は7月14日～9月1日。2人以上で前日までに要予約。参加費は1人2,625円。