よみうりランド（稲城市矢野口）のイルミネーションイベント「ジュエルミネーション」の累計入場者数が12月13日、500万人に達した。

よみうりランド「ジュエルミネーション」の様子

　年間で最も来園者が少なくなる冬季に、どうすれば今ある施設を生かしながら楽しんでもらえるかを模索する中、2009（平成21）年にイルミネーションを手作りした「よるランド」を開催。それが反響を呼び、翌年から照明デザイナーの石井幹子さんに監修を依頼したのがジュエルミネーションの始まり。2010（平成22）年は約100万球でスタートしたが、今季は約650万球を使った関東最大級のイルミネーションへと成長した。

　ジュエルミネーション開始から13シーズン、1370日目に入園した500万人目の入園者は、家族で訪れた横浜市在住の喜多村夏美さん。巨大クラッカーで出迎え、花束や家族全員分の年間パスポートなどのほか、その場のルーレットで本数が決まったチュロス500本の引換券が贈られた。喜多村さんは「びっくりしたが、うれしい」と家族と喜んだ。

　ジュエルミネーションは来年4月9日まで。