プレスリリース

広告レポートの自動取得が止まる前に。媒体APIの期限と自社の依存箇所を突き合わせる仕組みをAXerで提供開始

リリース発行企業:株式会社アイトリガー

情報提供:

株式会社アイトリガーは、マーケティングAXのソリューション「AXer」に、社内のコードと設定を走査して媒体APIへの依存を洗い出し、公式が告知した提供期限と突き合わせるリソースを追加し、2026年9月より提供を開始します。広告の自動化は媒体のAPIの上に成り立っており、そのAPIには提供の期限があります。使っているパッケージ、接続先、SDKの版から該当箇所を検出し、期日と残日数、公式の記述、移行方法を添えて出力します。社内の広告運用業務で構築・運用したうえで、広告のレポート取得や入稿を自動化している企業へ提供します。



媒体APIの上にある自動化
広告運用の自動化を支える媒体APIには提供期限があります。2026年10月上旬には主要3媒体(Microsoft、Meta、Google)のAPI変更・廃止が1週間に集中するなど、期限への対応は急務です。しかし、システムの維持にはこうした課題が生じています。
- 影響箇所の特定が困難
- - 媒体は「APIの変更と期日」しか告知せず、自社のどのファイルが該当するかは教えてくれない。
- 社内システムのブラックボックス化
- - 担当者不在や外部委託により、自社のコードがどのAPIに依存しているか把握できていない。
- 事後対応のリスク
- - 影響箇所が分からないため、レポートの停止や数値異常などの実害が出てから初めて気づくことが多い。

この課題を解決するため、「媒体APIの期限情報」と「自社のコードの依存関係」を自動で突き合わせる工程を仕組み化しました。自社での運用実績をもとに、新たなリソースとして提供を開始します。
依存の抽出
マーケティングAXでは、告知を読んで各自が思い当たる箇所を探すのではなく、コードの側から機械的に洗い出す形で設計します。指定したフォルダを走査し、次の手がかりで依存を検出します。
1. パッケージと接続先
使っている開発キットのパッケージ名と、コード内に書かれた接続先を拾います。設定ファイル、スクリプト、環境変数の定義まで対象にします。接続先が変数に入っていて追いにくい場合でも、文字列として残っていれば検出できます。依存は実装の中だけでなく、設定の中にも書かれているためです。
2. 呼んでいる機能と、開発キットの版
どの機能を呼んでいるかを、エンドポイントの名前から拾います。あわせて開発キットの版を読み取り、公式が示した基準より前かどうかを判定します。版が古ければ更新が必要になるため、同じ媒体でも対応の重さが変わります。
3. 期日と残日数
検出した依存を期限データと突き合わせ、期日、残日数、何が起きるかを日付順に並べます。期日を過ぎたものも表示します。すでに影響が出ている可能性があるためです。判定の根拠として、公式の記述と出典、案内されている移行方法を添えます。

担当者が移行の作業に入るとき、根拠を探すところからやり直さずに済みます。拾い方は文字列の一致です。そのため説明文やコメントの中の記述も検出します。実際に呼んでいるかは人が確認する前提で、判定の自動化はしていません。

誤って検出することより、見落とすことのほうが影響が大きいためです。見落とした結果は、期限の当日にしか分かりません。なお検出できるのは、期限データに登録した媒体と機能に限られます。

当社では、広告の実績を日次で蓄積する仕組みや、商品フィードを世代で保存する仕組みを別に提供しています。それらはデータを取る側の実装です。本リソースは、その実装が乗っているAPIの側の期限を扱います。

また本リソースは、単体のSaaSツールとしての提供は行わず、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として実装します。走査の対象にどこまで含めるか、どの媒体を登録するかは各社で変わるため、その設計から着手します。
停止前の該当箇所の特定
今回実装したのは、APIの移行そのものを自動で行う仕組みではありません。移行が必要な箇所がどこにあるかを、期限が来る前に特定するための組み替えです。移行の作業自体は人が行います。ただ、どこを直すかが分かっていれば、見積もりも順番も立てられます。

告知を読んで各自が思い当たる箇所を探す進め方から、コードの側から機械的に洗い出す進め方へ。今後は期限データの拡充、告知の自動収集、稼働している処理と休んでいる処理の区別へ広げていきます。

本リソースは完成パッケージではなく、各社の自動化の範囲と使っている媒体に合わせて組み替えます。走査の対象を決めるところからご相談いただけます。
■ AXer サービスページ
https://aitrigger.co.jp/service/axer/

■株式会社アイトリガー(AITRIGGER Inc.)
本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
URL: https://aitrigger.co.jp/

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL