調布市観光案内所「ぬくもりステーション」（調布市布田1）は、スポーツイベントが多数予定され、観光客も増える秋シーズンを迎え、スポーツ関連の展示に力を入れている。

調布市出身の力士、皇風の応援コーナーでは入幕時に調布皇風後援会から贈呈された化粧まわしを展示している。

　今年2週年を迎えた同観光案内所は、同市の観光情報発信拠点として、「ゲゲゲの鬼太郎」グッズや名産品の販売、東日本大震災復興支援コーナーのほか、「映画のまち調布」に関連した映像上映や特撮映画「ガメラ」、ホラー映画「貞子3D」など映画のPRなどに努めてきた。

　今回、スポーツ関連として、味の素スタジアムを本拠地とするFC東京ブースではグッズ販売のほか、ロンドン五輪代表チームに選ばれた徳永悠平選手、権田修一選手のサイン入り写真を展示。同市出身の力士、皇風の応援コーナーでは再起を願い、十両昇進時に調布皇風後援会から贈呈された化粧まわしを展示している。新規展示として、プロバスケットボール「ｂｊリーグ」に今期から参入する「東京サンレーヴス」のブースも開設。今月29日に行われる試合「バスケットボールカーニバルin東京 関東ダービー2012」の招待チケットを配布し、応援を呼び掛けている。

　同案内所の酒井さんは「スポーツ関連のブースは人気が高く、観光客だけではなく、市民のファンの方も多く来店してくださるので、選手の励みにもなるのでは。来年10月に市をメーン会場として行われる国民体育大会に向けて、多くの方に関心を持ってもらえるよう盛り上げていきたい」と話す。

　営業時間は10時～19時。