深大寺で「十五夜の会」-境内を舞台に民話語りイベント

「Team励風」の民話語り「ちんじゅの森の物語」。じんだいフェスタ2008「深大寺 十五夜の会」の様子。

「Team励風」の民話語り「ちんじゅの森の物語」。じんだいフェスタ2008「深大寺 十五夜の会」の様子。

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 深大寺(調布市深大寺元町5)境内の深沙堂で10月3日、じんだいフェスタ2009「深大寺 十五夜の会」が開催される。

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 今年で7回目となる同フェスタは、深大寺地域の活性化を目的として、「春まつり」「夕涼みの会」など年間を通して四季折々のイベントをボランティアスタッフが企画・運営している。

 秋の企画は「十五夜の会」。劇団「NPO法人ちんじゅの森」(武蔵野市吉祥寺北町)の役者で構成する「Team励風」が、日本のさまざまな生活の知恵や歴史が詰まった民話語り「ちんじゅの森の物語」を披露する。題目は「へやの起こり」「古屋の漏り」「花咲かじいさん」「天福地福」。

 昨年は月が浮かぶ夜空の下、400人を超える来場者がゴザを敷いた参道の客席を埋め尽くした。今年も楽しみにしているという40代主婦は「昨年初めて小学生の娘と見に行ったが、昼間の深大寺しか知らなかったので、森の中の幻想的な世界に感動した」と話す。

 同フェスタ実行委員会実行委員長の大河紗耶さんは「じんだいフェスタを通して、深大寺にあるいつもの風景とは違う魅力を伝えたい。今までになかった素材を加えることで、まちの色がさらに引き立つ役割が果たせたら」と話す。

 開催時間は18時~20時。入場無料。雨天決行。

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