調布駅北口にある上布田商栄会が12月1日から、隣接する商業施設「トリエ京王調布」と連携した謎解きゲームを開催する。

　今年で4回目となる同企画は商店会エリアを回遊して謎を解いていくもので、毎年700人以上が参加する人気イベント。今年は「トリエ京王調布」のオープンを記念して、同施設に行かないと解けない謎を用意する。

　同商店会ではエリア中心部にあった平面駐輪場が4年前に立体となり、イベントを行う場所がなくなったことから、広い場所が不要で、イベント当日の運営負担も少なく、約100事業所ある商店会会員のPRに少しでもつながるよう、周遊型の謎解きゲームの作成を調布謎倶楽部に依頼した。調布謎倶楽部はホテル聚楽やベネッセの謎解きイベントの企画も行っている。

　今回は商店会の福引も同時開催する。12月1日から会員店などで配布するチラシに掲載した謎を解き、16日に蓮慶寺通りの特設会場に同チラシを持参した人は福引が1回できる。商店会の福引加盟店では500円以上の買い物で福引補助券1枚を進呈し、福引補助券5枚で1回福引ができる。12月1日から配布する「スクラッチカード事業」チャンス券10枚でも1回福引ができる。福引の賞品は、同商店会で使える商品券やボックスティッシュなど。

　同商店会スタッフは「今までは、イベント当日の1日で謎を解いてもらう形だったが、今回は2週間以上と期間が長く、その分問題も少し難しくなっている。ぜひ私たちの商店会内を何度も巡っていただきながら、『こんなお店があった』と新しい発見をしていただければ」と話す。